director's voice

ふたつぼし

大分県竹田市で、木、漆、竹を使ってのものづくりをする
中山秀斗さんと阿部麻海さん。
ふたつぼし
という工房名で出展くださいます。

Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
「ふたつぼし」では竹の作品を中山秀斗、
木の作品を阿部麻海、
漆はふたりで制作しています。

今回は籠、ブックスタンド、小箱、アクセサリーなどを出品予定です。
木も竹も漆も、大量生産とは逆行するものです。
ひとつずつ、ひとつずつしか出来ません。
ジレンマはありますが、素材の時間に合わせながら作っています。
くすりと笑えるもの、触れていると元気がでるもの、
持っていると楽しくなるものを
「木と竹と漆」という素材から手 の力で生み出していきたいです。

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ふたつぼし
とってもこのおふたりらしいネーミング。

『くすりと笑えるもの、触れていると元気がでるもの、
持っていると楽しくなるものを』
おふたりとお会いすると、いつもそんな気持ちになります。
ものとお人柄が一致しているんですね。

自然の恵みと共に生きることを仕事にされたふたつぼしの作品。
滋味深いので、ぜひゆっくりとご覧ください。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
私たちは
「時間がかかっても自分たちが良いと思うものを作ろう。
きっと誰か気に入ってくれる人がいるだろう」
というスタンスでやってきました。
決まった後もその部分が大きく変わったわけではありませんが、
「よし、あなたたち、それでやってみなさい!」
と背中を押されたような気がしました。

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Q3
ふたつぼしさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
炭酸泉で有名な長湯温泉があります。
びっくりするぐらいシュワシュワの泡が出てきて、
体がぽかぽかします。

毎週、2時間ぐらい温泉に浸かりに行くのですが、
「工房からの風」が決まってからは回数が減ったので、
終わってからの温泉を楽しみに作品づくりをしています。

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温泉の回数を減らして制作に励んでいただいているのですね!
あと、もう少しですよ。

ふたつぼしさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
フレルさんと Lille og Storさんの間です。

きっとお客様、周りの作家の方々を
ほっこり、にっこり、和ませてくださる展開になることと思います。

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